2021.3湯の花温泉 旅行記その6【クワモンペ ランチ編】
湯の花温泉 旅行記その6【クワモンペ ランチ編】
湯の花温泉からそのまま帰る物もったいなかったので、秋に行った篠山まで足を伸ばしました。黒豆の収穫時期はすごい人出で賑わっていた町が、3月初旬の日曜日ですが、ほとんど人がいませんでした。
篠山城跡を見学した後、もう1つの目的であるイタリアンのクワモンペを訪問してきました。
このお店は事前に予約できないため行ってみるしかありません。
お店に隣接して広めの駐車がありますが、ほぼ満車です。ちょうど12時ごろでしたが、最後の一台として滑り込むことができました。実際には結構車の出入りがあって車が止められないということは、今日に関してはなさそうでした。
クワモンペの全景です。結構な人数が待っていました。
ウエイテングボードが店頭に出されており、記入して待つことになります。すでに、15組以上名前があったので、車内でしばらく待っていました。
席は、店内の席とテラス席があります。今日は天気も良くそれほど寒いわけではありませんのでどちらでも良いとして記入して待っていました。
幸い順番が回ってきた際に店内もテラス席も両方空いたのでテラス席でお願いしました。
店内の席も後ほど覗いてみたのですが、気候が良ければ庇下にあるテラス席を絶対にお勧めします。開放感が違います。また、席はアルコール消毒を毎回行っていました。
なお、奥に見える窯で実際にピザを焼いていました。
テーブルの上には、取皿と唐辛子入りのオリーブオイルが置かれていました。
ピザにかけて食べると辛味も強く、パンチが出ました。
注文したのは、ピザです。
最初に運ばれてきたのは、生ハムとモナミチーズのビザです。癖の少ないチーズに生ハムがたっぷりと入っていました。ピザの生地はもちもちです。熱々で提供されました。
次に、タイミングも見計って提供されているのでしょうか、食べ終わるとすぐに、持ってきてくれました。定番のマルゲリータです。トマトソースも変なクセもなくあっさりとしてとてもジューシーなピザです。
最後に、あらびきソーセージとニンニクのピザです。
どのピザもボリュームのある物でした。
3人で3枚のピザを食べればお腹いっぱいになりました。
天気も良く、気候もよかったので、かなり待ちましたが、美味しくいただけました。
自然の中で美味しいピザを食べられるのはとてもよかった。
ごちそうさまでした。
2021.3湯の花温泉 旅行記その5【すみや亀峰菴 朝食編】
湯の花温泉 旅行記その5【すみや亀峰菴 朝食編】
一夜明けて、昨日はぐっすり休みことができました。
まずは、朝風呂から、朝一番に大浴場に行きました。朝早かったので、誰もいませんでした。温泉にきた楽しみはこれですね。
この後、さらに朝食前に部屋の露天風呂へ入りました。写真では大きく見えますが、かなり小さなお風呂なのが残念でした。
朝食会場は、昨夜食事した場所と同じ、すみや亀峰菴の食事処「旬膳瑞禾」です。
朝のメニュー表もテーブルに置いてありました。
席に着くと、いくつかのお料理はすでに用意されていました。
お盆の上には、ナスのお浸し、タイの昆布締め、青菜のお浸し、ひじきの煮物が置かれていました。それに野菜サラダと香の物、果物もありました。
どれも優しい味付けになっています。
それ以外に、ブドウ酢(ぶどう酢を牛乳で割ってあり、蜂蜜などが入っていました)甘酸っぱい飲み物が出されました。
まずは、飲み干しました。結構酸味があって胃には優しい感じです。
さらに、朴葉みそがありました。火がつけられて、温めていただきました。少し塩辛いお味噌でした。ご飯にはよく合いました。
さらに、カレイの一夜干しです。ここでは、夕日が浦温泉のように食べやすくはなっていませんでした。普通の干物でした。
加えて、おぼろ豆腐と松茸おこわです。温かい出来立てのおぼろ豆腐が出されました。お塩で食べてみてくださいと一言ありました。大豆の甘味も感じられるお豆腐です。
松茸おこわは、一口サイズのおこわです。松茸の風味はあまり感じられませんでしたが美味しいおこわです。
それに、亀岡産のコシヒカリ とお味噌汁が出てきました。
それとは、別途生卵や、焼きのりが用意されています。
卵かけご飯もとても美味しかった。お醤油も甘めのお醤油なのでしょうか、卵かけご飯にあうお醤油です。他におかずはいらないかもしれません。
普段は家では朝からこんなにたくさん食べませんが、何故だか旅館では美味しくてお腹いっぱい食べてしまいます。
一通り食事が済むと、今度は、場所を変えました。昨日チェックインしたライブラリーです。
今回は、旅館のサイトで直接申し込んだので、その特典として、一人500円の金券とコーヒーチケットをいただきました。金券はお土産ものを買ったり、食事の時の飲み物代として使えました。
その特典を利用して朝食後、場所をライブラリーに移動してコーヒーとミルクティーをいただきました。
ミルクティーのミルクはきちんと温めてありました。心遣いを感じます。
朝から充実した、食事、飲み物をいただきました。
ごちそうさまでした。
2021.3湯の花温泉 旅行記その4【すみや亀峰菴 夕食編】
湯の花温泉 旅行記その4【すみや亀峰菴 夕食編】
今回は、すみや亀峰菴の食事処「旬膳瑞禾」での夕食です。とても雰囲気の良い場所でした。
入り口から入ってすぐの場所におくどさんが設えてあり雰囲気を盛り上げています。
個室にはなっていませんでしたが、ある程度仕切られていて声は聞こえますが、隣が気になるようなことはありませんでした。
席に着くと、本日のお品書きがセットされていました。
今日は、季節の特別な料理ではなく、一番普通のお料理をお願いしています。
時節柄、旧暦のお雛様の節句のお料理だそうです。
食前酒の赤すぐりのワインです。甘くて食前酒にはピッタリのワインでした。
八寸は、3人前が1つの大きなお盆の上に綺麗に並べられて出されました。
見た目に華やかに感じられ食べる前からワクワクしてしまいました。
自分で取り分けると、こんな風になりました。貝に入っているのは、ふぐの煮こごりでした。手前のお皿には、季節の空豆や、竹の子の煮物が入っていました。奥の小鉢には芹と蒟蒻の白和えでした。
次に碗物が出てきました。豆腐の碗物でした。生姜がアクセントになっていて、何気ない種のお吸い物ですが、お出しもしっかりして美味しい一品です。ほっとする味付けです。
次は、向付です。大きは葉っぱは山葵の葉でした。食べることもできるようですが、あえて食べたい物ではありませんでした。
山葵の葉を取ると。鯛と、ヒラガイ、マグロがありました。鯛は甘く、ヒラガイも食感もコリコリとして美味しいお刺身です。マグロも中トロぐらいの脂がありました。
お凌ぎでアナゴ寿司が出されました。パリッとしたのりと甘く味付けされた柔らかいアナゴが美味しいお料理です。一口でいただけました。
次に土鍋が出てきました。牡丹鍋です。
味噌仕立ての牡丹鍋、ここでは、牡丹鍋にポン酢がついてきました。牡丹鍋をポン酢につけて食べるのは初めてでした。柑橘系の風味の強い好きな味のポン酢です。あっさりとした味噌味なのでポン酢と合うのでしょうか、とても美味しい牡丹鍋です。もちろん猪肉も臭みもなく、柔らかいお肉でした。
次は、焼き物。だるま鯛の西京焼きに海老芋煎餅です。こうして盛り付けられると豪華に感じてしまいます。
取り分けると、こんな風になりました。
西京焼きも美味しいし、海老芋のチップも自然の甘味でしょうか?箸休めにはちょうどよかったと思いました。金柑は種がきちんと取られていました。一手間かけているようです。
強肴、甘鯛や、生麩、湯葉の上に聖護院かぶらのみぞれ餡がかけられたお料理です。菊の花がアクセントになっており、これも美味しかった。
お料理の最後の酢の物、飯蛸にあかもく、菜の花の酢の物です。最後の酢の物でさっぱりしました。
最後はご飯とお味噌汁、香の物です。お腹いっぱいになりました。
水物は、三宝柑ゼリーです。蓋になっている三宝柑には実がついているので、ゼリーに絞っていただきます。ご飯まで食べてお腹いっぱいなのですが、何故だか食べられてしまいます。
いずれのお料理も美味しい物でした。
お腹いっぱいです。加えて、夜食としていなり寿司を部屋に持ち帰ることができるように用意されていました。
お腹いっぱいだったのですが、しっかりと持ち帰りました。
ごちそうさまでした。
2021.3湯の花温泉 旅行記その3【すみや亀峰菴 お部屋編】
湯の花温泉 旅行記その3【すみや亀峰菴 お部屋編】
一度行ってみたいと思っていた湯の花温泉、いくつかの温泉旅館がある中で、落ち着いた雰囲気の旅館を探していたら、すみや亀峰菴がありました。
湯の花温泉は、温泉街と言うよりも、いくつかの温泉旅館が点在している場所でした。お土産もの屋さんがあるようでもなく、行くまではそこまで調べていなかったので少し意外でした。
また、現地に行ってもう一つ面白いものが道沿いにありました。温泉の自動販売機です。
何台か車を停められる駐車場もありました。ホースを使って容器に温泉を入れるようです。
専用コインを旅館組合や湯の花温泉の各旅館で買って使うようです。100円で200Lの温泉が買えるようです。当日は、誰もいませんでしたが、綺麗に整備されているようでしたから結構利用されているのではないでしょうか?容器があれば買って帰ってお風呂に入れるのも良いかもしれません。
温泉スタンドを後にして、本日のお宿のすみや亀峰庵に着きました。
チェックインは15時からですが、14時過ぎに着いてしまったので、駐車場に車を停めて少し周りを歩いてみましたが、コンビニひとつありませんでした。
今回は、ひとつ残念なことがありました。本来の入り口とロビーが工事中です。春の桜のシーズン前にメンテナンスを実施しているようです。
事前に工事中であることがわかっていたこと、そのため、宿泊費が割引になっていたので納得なのですが、予約サイトによっては、工事中であることが書いていないサイトがあったので、予約の際はネットで色々調べる必要があることを今回は改めて思いました。
そうしていると、宿の方がこられて、14時30分ぐらいにお宿に案内していただけました。いつもの入り口は使えないので、別の入り口から入りました。
入り口を入ると、食堂を通り抜けて2階の徒然文庫と名付けられたライブラリーへ案内されました。
今回チェックインは、ライブラリーで行いました。
ライブラリーでは、席に案内されおしぼりとお茶に黒豆のお菓子が出されました。あっさりとした甘味の柔らかな黒豆のお菓子です。丹波篠山に近いので黒豆のお菓子が出てきたのでしょうか?
名前や住所を記入した後、お部屋に案内されました。
今回は、和室と部屋に露天風呂のあるタイプの部屋です。10畳ほどの和室とその奥に露天風呂がありました。
テーブルの上には、御茶菓子として、おかきが人数分用意されていました。
部屋には、モダンな床の間があり、花が一輪飾られていました。
押し入れには、浴衣や
丹前や、靴下、予備のタオル類が入っていました。
洗面には、歯ブラシなどが置かれています。
その横には、コップなどの食器類や冷水に入ったポット、湯沸かし器などと冷蔵庫がありました。
冷蔵庫の中には、お水や、黒豆茶、そしてビール類が入っていました。今回は、工事期間中だったので、冷蔵庫の飲み物は全て無料でした。少しお得な気分になりました。実際はお水しか飲みませんでしたが。
部屋の露天風呂の前には、椅子とタオル類が入れられた棚があります。1人につき2セット用意されていました。
また、外にも机と椅子がセットされていますが、狭い場所に置かれていますし、まだ、暖かい時期ではなかったので使うことはありませんでした。
部屋の露天風呂は、それほど大きなお風呂ではありませんでした。なおかつ、入浴する際に自分達でお湯を都度入れなければならないお風呂です。
お湯は、たっぷり出ましたのですぐにいっぱいになりました。
部屋のお風呂に入った後、せっかくなので大浴場にも行ってみました。大浴場は2階から渡り廊下を通っていく必要がありました。窓ガラスがあるわけではありませんので、風が通り抜けるため、真冬の時期はとても寒いと思いました。
この渡り廊下を渡り終えたさらに奥にある建物が大浴場でした。
男女入れ替え制ではないようです。お風呂自体もそれほど大きなお風呂ではありませんでした。
男性用には、内風呂と露天風呂が2箇所ありました。女性用は、内風呂と露天風呂が1つと壺湯(木をくり抜いたお風呂)が2つありました。お部屋に露天風呂もあるので利用される方も限られているからかもしれません。
近くには、満開の白梅がありました。大阪市内などに比べて、気温が低いのでしょうか。3月上旬に満開になっていましたので。
お風呂側から旅館を望むとこんな風に見えました。
右下はすぐに川になっていましたので水の音がかなり聞こえてきます。もう少し暖かい季節ならお風呂上がりにゆっくりするととても気分が良さそうな場所でした。
食事編に続く
2021.3湯の花温泉 旅行記その2【嵐山よしむら ランチ編】
湯の花温泉 旅行記その2【嵐山よしむら ランチ編】
トロッコ亀岡からトロッコ嵯峨駅までやって来たのは、今日のお昼を嵐山のお蕎麦屋さんに行こうと決めていたからです。
例年なら外国人も含めて、きっと大勢の方が訪れているはずの嵐山周辺ですが、まだ、朝早いと言うこともあるのでしょうがほとんど人がいませんでした。
駅近くには周辺マップもありますが、当然見ている人もいませんでした。
ひとまず、嵯峨嵐山駅からメインの道を通って渡月橋に向かうことにしました。
最近は春の桜も、人出が多すぎて奈良へ行くことが多くなり、もうずいぶんと長い間、嵐山へ行くこともなかったので、昔はなかった、りらっくまのお店があったりして、かなり雰囲気が変わっていました。
コロナ禍で廃業したお店もあったのでしょうか?
渡月橋は変わっていませんでした。唯一違うのは、ほとんど人がいないことでしょうか?
渡月橋周辺のお土産屋さんを覗いてみたり、お土産物を買ったりしながら、目的のお店が開店するのを待っていました。
今日、訪問しようと思ったお店は、渡月橋からすぐ近くにあるお蕎麦屋さんです。夜の旅館での食事を考えて、昼はあっさりとしたものにしたいと思ったからです。
手打ちそばのよしむらです。
風情のある門を抜けると、そこには、そばのよしむらと豆腐料理の松ケ枝があります。今日は、そばのよしむらの入ることにしました。
11時前にはすでにお客さんが数組待っていました。時期が時期なら多分予約なしでは混んでいて食べれなさそうな雰囲気です。
特に予約はしていませんでしたが、数組が待っていました。でも、開店と同時でしたのですぐに案内されました。
門をくぐると、正面には豆腐料理の松ケ枝が見えました。
右手には、よしむらがありました。
2階に案内されました。正面は、大きな窓になっていて目の前には、ドーンと渡月橋が綺麗に見えるようにしつらえられています。人気になるのが分かります。
以前の水害のための工事が続いているのでしょうか、川岸には土嚢が積み上げられていました。
今日は、10割そばに、とろろそば、おろしそばの3品を注文してみました。
10割そばは、しっかり食べたかっので、大盛りで注文しました。今日のおそばは、北海道産の蕎麦粉と説明がありました。
最初は、お塩で食べてみてくださいと言われました。一口お塩で食べてみると、そばのいい香りが鼻に抜けました。その後お出汁でもいただきました。薬味はネギとわさびです。甘めではないけれど、それほど辛くもないお出汁でした。
コシもしっかりあって香りも良く美味しいお蕎麦です。普段はうどんが多いのですが、たまにはお蕎麦も美味しいです。
もう一品は、とろろそばです。こちらは10割そばではないのでしょうが、同じくコシもあり美味しいお蕎麦です。
さらにもう一品は、おろし蕎麦です。
大根おろしがたっぷりかかっていて、お出汁と合わせていただくとあっさりとしていただけます。
薬味には、ネギと天かすが添えられてきました。
その後、そば湯が運ばれてきました。ここの蕎麦湯は、かなりねっとりとした蕎麦湯でした。
渡月橋の上からお店を見ると、まさに川に面して建物があることがわかっていただけると思います。ロケーションは最高ではないでしょうか?渡月橋が綺麗に見えるわけです。工事中であったのが残念ですが。
お蕎麦でお腹いっぱいになったので、少し予定より早いのですが、そろそろ嵯峨嵐山駅に戻ることにしました。
ごちそうさまでした。
2021.3湯の花温泉 旅行記その1【亀岡 トロッコ列車編】
湯の花温泉 旅行記その1【亀岡 トロッコ列車編】
一度行ってみたかった湯の花温泉、大阪市内からならすぐに着いてしまうので、温泉に泊まるだけではもったいなく、観光時期は少し早いのですが、せっかくなら一度は乗ってみたかったトロッコ列車に乗ってみました。新緑の季節や、秋の紅葉の季節は満席で予約するだけでも大変なのですが、3月初めの土曜日は、混んでいるとは思えません。なので、朝窓口で切符を買う予定で行ってみました。
トロッコ亀岡駅に隣接した駐車場は1日700円なので、隣の馬堀駅のコインパーキングに車を停めました。帰りは運賃も考えて嵯峨嵐山駅から山陰線に乗るつもりでいましたし、駐車料金や帰りの利便性も考えました。
馬堀駅近くの駐車場は、1日停めても400円でした。これも季節がよければ満車になってしまうのでしょうが、今日はゆとりがありました。
馬堀駅からトロッコ亀岡駅までは歩いて5分もかからない場所にあります。歩いている途中の公園には、たくさんの土筆(つくし)が顔を出していました。
そんな、土筆を見ながら歩いているとすぐに、トロッコ亀岡駅があります。
まだ、早い時間でしたので駅が開いていませんでした。
駅の近くには、周辺の案内図がありました。
駅舎が開くまで、しばらく周辺を散策してみました。線路沿いには、早咲きの桜が咲き始めていました。後1週間もしたら満開になるのでしょうか。
周辺の桜などを見ながら、ぶらぶらしていると駅員さんが駅舎に入ったようで、いつの間にか駅の入り口が開いていました。
季節外れのため、特に事前に予約せずに当日切符を買うことにしていました。早々に駅舎に入ったのですが、まだ窓口が閉まっていました。9時10分ごろに窓口が開きました。
朝早くは少し雨も降っていましたが、やっと雨も上がってきましたし、今日はそこまで寒くなかったので、一番人気の5号車にしました。(壁がなく、外が一番よく見える人気の車両です。)料金はどの車両でも同じです。
販売窓口に置かれている狸さんも手作りマスクをしていました。
窓口にもありましたが、線路脇にはよりたくさんの狸の置物が置かれていました。
その理由が狸の置物の横にありました。
切符を買って狸の置物を見ながら、しばらく待っていると、嵯峨野からの1番列車が入線してきました。
今日、乗る5号車は、壁もなく、天井もガラス製の車両です。一番景色がよく見える車両です。そのため、雨も入りますし、風も入るので日によっては大変かもしれません。今日は、雨もあがり、それほど寒くもなかったので快適でした。
亀岡からは、進行方向に向かって左側の座席に座ると、途中まで渓谷がよく見えます。途中から右側に渓谷がよく見えるようになります。今日は、混んでいないので、途中席を移動をしながら両方の景色を楽しみました。
最初は、車窓の左側に保津川の渓谷が見えてきます。初めて訪れたので、水量が多いのか少ないのかわかりませんが、この渓流を保津川下りの船が下っていきます。紅葉の時期に一度は乗ってみたいと思います。
途中、保津川駅があります。誰も乗り降りはしませんでした。
新緑の季節や紅葉の季節には、トロッコ列車がいっぱいになるのがわかるような気がします。
気持ちいい列車です。
途中、車内でお土産用に写真撮影がありました。最初は買うつもりはなかったのですが、なんとなく買ってしまいました。(1,200円でした。)
嵐山でお昼を食べるつもりでしたので、終点のトロッコ嵯峨駅まで乗ってきました。有名な竹林の散策をするのであれば、一駅前のトロッコ嵐山の方が行きやすいようです。都合20分ぐらいの列車の旅でした。
トロッコ嵯峨駅は、トロッコ亀岡駅に比べるとずいぶん大きな駅舎でした。
旅行記その2につづく
2021.2萬御菓子誂處 樫舎(かしや) ならまち 訪問【奈良・ならまち スイーツ編】
萬御菓子誂處 樫舎(かしや) ならまち 訪問【奈良・ならまち スイーツ編】
ならまちに行ったついでに、一度は行ってみたかった和菓子のお店、樫舎(かしや)さんに和菓子を買いに行きました。
場所は、つる由のすぐ近くです。午後からは店内でいただくこともできるようですが、午前中に訪問したので、気になった和菓子を買い求めました。
町屋の一つがお店になっていました。
外には、営業時間と簡単なおしながきが出されていました。夏には、かき氷があるのですが、流石に冬ですのでおぜんざいが載っていました。
お店の外の様子は何度も通りがかりに見たことはあるのですが、中に入ってみたのは初めてです。
ドキドキしながら、初めて店内に入ってみましたが、和菓子が置いてありません。
どこにあるのかと思うと、外の窓から見える場所に置いてあるものが今日販売している和菓子だそうです。
店内からだと、お店の方が、右手にある障子を開けて見せてくれました。最初はかなりびっくりしました。
奥には、2階へ上がるきつい勾配の階段がありました。
こんなふうに外から和菓子を見ることができます。
買った和菓子は、家庭用でも綺麗に包装していただけます。
買ったお菓子は、2種類で一つは、椿というお菓子です。
椿の葉で挟まれた和菓子です。おはぎのように餅米の中にあんこが入ったお菓子です。甘さも抑えめで今風の味付けと感じました。
もう一つが、おすすめと言われた、みよしの(葛焼き)というお菓子です。
店頭で見たときは、きんつばかと思って買ったのですが、一口食べて全然違うものでした。表面は薄い皮がかぶっていて、中身はつるんとした食感のお菓子でした。今まで食べたことがない食感です。名古屋のういろうと水羊羹の中間のような食感でした。甘さも控えめなお菓子でした。
いつも、ならまちに行った際には行きたいと思っていたお店です。今回は買って帰りましたが、次回夏には、かき氷をぜひ食べてみたいと思います。
ごちそうさまでした。