2019.5京都青もみじ旅行記【西京区方面】
【京都 青もみじ旅行記 西京区方面編】
今回も、青もみじ散策もできるだけ混雑を避けたかったので、観光客が少なく以前一度訪れてとても良かった場所を今年、改めて訪問してみました。
本日のコース
阪急電車嵐山線の上桂駅から歩いて地蔵院へ、その後上桂駅から一駅戻り桂駅から歩いて桂離宮近くの中村軒へのコースをぶらり歩いてみました。
阪急梅田から京都線に乗り桂駅から嵐山線に乗り換え、一駅先の上桂駅からスタートしました。嵐山まで行けばすごい人ですが、上桂駅で降りた人の多くは地元の方のようです。
上桂駅から目的の地蔵院までは道なりにゆっくり歩いても15分もあれば着きますが、住宅街の中にひっそりとあるお寺です。途中、案内板のようなものはなく、最後の曲がり角にひっそりと石標が建っていました。
駅からの道もそれほど広くはありませんでしたが、最後の100m程度は車1台通るのがやっとの道幅です。
地蔵院は別名「竹の寺」とも言われ美しい竹林と苔の青さ、さらにもみじも加わってこの時期非常に美しいお寺だと思っています。(もちろん、秋の紅葉も素晴らしいものがあります)
道から総門を望むとそこにはもみじの青さが目に眩しいくらいの景色が広がっています。
総門の向こうには竹林が広がり以前は荘厳な雰囲気だったのですが、
昨年8月の台風の影響で大木が倒れたりして、竹林がかなり傷んでしまっているようでした。
けれどもあちこちから竹の子が出てきているようでしたし、数年先には元に戻っているのでしょう。
この竹林の参道を抜けたところに本堂があります。
本堂周りのもみじは、青々と茂りとても落ち着いた雰囲気は以前と変わっていませんでした。
本堂の右手に参道が繋がっており、その先に方丈と一六羅漢の庭があります。
参道の苔は青々としていましたが、ここでも右手にあった竹林がかなり台風被害を受けていました。(本堂から方丈方面を望む)
方丈内は原則撮影禁止でしたが、9:00から10:00、15:30から16:00の間は撮影可能でしたので時間内で撮影してみました。
門から方丈を望む
方丈内にある、猪目窓のある茶室が期間限定公開されていました。
方丈側から本堂を望む
昨年の台風被害の爪痕は残っていたものの、復旧に努められており落ち着いたお寺に変わりありませんでした。
秋の紅葉は、また違った趣があって素晴らしいと思います。
しばらく地蔵院の雰囲気に浸ったあとは、甘いものをいただききに移動することとしました。
次の目的地である中村軒へ向かうため、上桂駅から一駅の桂駅まで阪急嵐山線に乗り、そこから歩いて中村軒へ向かいました。桂駅からは桂離宮方面へゆっくり歩いて12から13分程度です。
ここの麦代餅(むぎてもち)はとても有名で美味しいお菓子です。久しぶりに出来立ての麦代餅をいただきたく訪問しました。
茶店には和室のテーブル席と、奥には椅子席もありました。
夏は、かき氷が美味しいと聞いていたので、本日は、2人でミルク金時と、あんみつ、麦代餅を頼んでみました。(ちなみに、今の季節の氷はいちご氷でした)
ミルク金時は、サクサクの口どけの良い氷が山盛りに、さらにその上に山盛りのあんこが添えられていました。また、白玉は氷に冷やされると固くなるので別添えで持って来てくれたり、食べ進めてミルクが少なく甘みが不足したら追加できるようにミルクを別に持ってくれたりのかき氷でした。(ミルク別添えは初めてでした)
黒蜜たっぷり、あんこたっぷりのあんみつです。
お楽しみの麦代餅(やはり出来立ては柔らかくて格別です)
とてもゆっくりと美味しく頂くことができました。
地蔵院では心が癒され、中村軒ではお腹が癒された一日でした。
その後、バスで京都駅まで移動、帰ることとしました。