2019.6琴平(こんぴらさん)旅行記その1【琴平花壇編】
【琴平花壇 宿泊記】
一度は訪れてみたいと思っていたこんぴらさん(金刀比羅宮)に、夏の暑い時期を避けてお参りしてきました。
まずは一日目に宿泊した琴平花壇のことから、こんぴら温泉郷には何軒もの温泉旅館がありましたが、今回はかつて、森鴎外、北原白秋、与謝野晶子なども宿泊したことがある老舗旅館、琴平花壇に決定しました。
琴平花壇には、いくつかの棟があり、また中庭には3軒の離れがありました。
予約サイトで確認していた時はどのような位置関係になっているのかよくわからなかったのですが、今回宿泊して初めてその関係がわかりました。
手前が松月テラス、奥が富士見台の建物。
一番奥の建物が山水閣で一部リニューアル工事が終わっているようでした。
山水閣の手前にある建物がタイ古式マッサージのバンクンメイです。
それでは、まずは玄関から
老舗旅館とのことだったのでどんな印象かなと思ってみたら、かなり現代的になっていました。
1階はフロントとお土産物の販売コーナーやソファーが置かれているだけで、チェックインは松月テラス3階のガーデンラウンジで行いました。
プランによっては、ガーデンラウンジでコーヒー、紅茶が無料で飲めたり、ワンドリンクサービスのあるプランもあるようです。(夜のガーデンラウンジは昼間とは違って雰囲気のある空間でした)
今回の宿泊では、親子3人で宿泊することにしましたので、和室の富士見台のお部屋を予約しました。
お部屋は和室10畳に、広縁があり3人で宿泊するには十分な広さがありました。
ただし、今回は安いプランでしたので、山側のお部屋になっています。
5階の山側のお部屋から見える眺望は
山(林)でした。
また、5階の窓の外には金刀比羅参道が通っていましたのでたまに車や人が通っているのが見えます。
お部屋には、大浴場があるため利用はしませんでしたがお風呂もありました。
トイレはリニューアルされているで、ウォシュレットタイプになっていました。
琴平花壇にはこれ以外にも様々なタイプお部屋があるそうですが、最も興味があるお部屋は、中庭にある3軒の離れです。
この建物は延寿閣と呼ばれているお部屋ですが、周りは緑に囲まれとても雰囲気がありました。
また、池のほとりには泉亭と呼ばれるお部屋もありました。
さらに長生殿というお部屋もありました。
大浴場は
男女入れ替え制のお風呂で、大浴場自体はあまり大きなものではありませんでした。こじんまりしたサウナに内風呂と露天風呂がある程度のお風呂でした。
タオル類は浴室内に備え置かれており、わざわざ部屋から持っていく必要はありませんでした。
また、松月テラスの3階には足湯もありお庭を見ながらリラックスできるようになっています。
お楽しみの夕食について
旅館へ泊まる際の一番の楽しみは夕食の献立です。また、最近の旅館では部屋食よりレストランなどの場所で食事することが多くなっていますが、どのような雰囲気の場所なのかも楽しみです。
今回の夕食は、松月テラス2階のレストラン内の個室が用意されていました。(安いプランでしたので個室が用意されているとは思ってもみませんでした。)
本日の献立は予約時に「黒毛和牛・讃岐牛づくしと瀬戸内の海の幸」のプランにしてあります。お肉メインの夕食にしました。
前菜:讃岐牛カルパッチョ
お肉にもしっかり味が感じられ、付け合わせの玉ねぎも甘いとても美味しい一皿でした。
造り:鯛・間八・炙り鰆・サーモン・サザエ
コリコリのサザエや鯛など美味しくいただきました。
焼き物:讃岐牛石焼
こちらのお肉もカルパッチョ同様にお肉に旨味もあり美味しくいただけました。
(このお肉はもっと食べたかった 。)
強肴:讃岐牛しゃぶしゃぶ鍋
旅館の方が、目の前で野菜類をお鍋に綺麗に並べてくれました。
3人前のお肉
やや、お肉は固かったけれど美味しく完食。
さらに讃岐うどんまで食べたのでお腹いっぱい。
その後にさらに
油物:春野菜天ぷら
カラッと揚がった野菜の天ぷら、でもお腹いっぱい、頑張っていただきました。
お凌ぎ:讃岐米
香の物:三種
デザート:ケーキ
全て美味しく完食しました。
その後、館内を散策し、無料のマッサージチェアーがあったのでゆっくりして、部屋まで戻りました。お部屋はすでに布団が敷かれており、ぐっすり眠れました。
朝食も、昨夜と同じレストランの同じ個室が用意されていました。
これ以外に旅館の方が目の前で野菜サラダを作ってくれたり、出し巻き卵があったり、アジの干物があったりしました。そうはいっても普通の旅館の朝ごはんでした。
その2に続く