2019.9京都日帰り旅行記その2【下鴨神社・茶寮 宝泉・epice(エピス)編】
【下鴨神社・茶寮 宝泉・epice(エピス)編】
今宮神社から下鴨神社を経由して出町柳方面へ向かうことにし、その途中にある甘味処 茶寮 宝泉に立ち寄ることにしました。
今宮神社から、出町柳方面へ向かうにはバスしかないものの、少し歩くことになるので、思い切って京都の何げない街を見ながら、ブラブラと茶寮 宝泉まで歩くことにしました。約3.8KMぐらいのお散歩です。途中、にわか雨にもあいながらブラブラ歩いていると、何気ない住宅街の中にひときわ趣のある建物がありました。
大きな門構えのあるお店です。玄関の横には駐車場もありました。
門を抜けると玄関前には、きっちりとお手入れされた、苔の緑が眼に眩しいくらいのお庭がありました。
玄関先には、本日の生菓子がディスプレイされていたり、そのほかのお菓子が置いてあります。
お席が用意されるまでしばらくお待ちくださいと言われて待っていると、お声がかかり、案内されました。
お席は、和室に用意されており、いずれのお席からもお庭が見られるようにゆったりと配置されていました。(小さなお子さんはお座敷にはお断りだそうです。)また、お座敷のため、お年を召した方用の座椅子が用意されていました。
お席の上にはすでに冷たいおしぼりと、冷たいお茶それに黒豆を使った甘いお菓子(しぼり豆 丹波黒大寿)が用意されていました。
黒豆のお菓子がやさしい甘さで食感もよく美味しかった。
ここでは、わらび餅と冷しぜんざいを注文してみました。
10分から15分ぐらい待ったでしょうか?貴重な国産わらび粉を使ったわらび餅が出てきました。
わらび粉と砂糖と水のみで作られたわらび餅でした。時間が経つと食感が変わるので、すぐにお召し上がりくださいと言われ急いで写真を撮った後早速いただきました。一口食べてみて、感じたことは、今まで食べてきたわらび餅とは別物でした。
もっちりとしてプルンとした食感です。わらび餅に砂糖が練り込まれているのでほのかに甘いお味です。さらに、黒蜜をかけるとまた違ったお味になりました。
結構歩きましたが、これは、食べに来た甲斐がありました。
もう一品は冷やしぜんざい
白磁の容器に入れて出されました。
蓋を開けてみると、丹波大納言小豆がしっかりと炊き上げられたものが提供されます。
とてもすっきりとした甘みの冷やしぜんざいでした。
お庭を見ながら、美味しい甘味をいただいて至福の時を過ごさせていただきました。幸せを実感しました。
ゆっくり休憩した後、歩いて、下鴨神社にお参りしに行きました。
住宅街を通り抜け、糺の森を通り抜けて行ってきました。
途中、身を清めて、
下鴨神社の朱塗りの立派な楼門が見えてきました。
そこを抜けるといくつも建物があり
中門を抜け、御本殿でお参りを済ませました。
その後、遅めのお昼を食べようと、急いで、出町柳駅近くのフレンチのepice(エピス)に行ってみました。
行ってみるとそこは、町家を改装したお店でした。
特に予約はしていなかったのですが、遅い時間(13時40分)だったので、待たずにお店に入ることができました。
初めてのお店でしたので、ここではメインが肉料理のみのBコースを注文しました。
野菜をメインにした前菜です。どれも美味しかったのですが、特に右下にある、ピクルスの味が気に入りました。
次にかぼちゃの冷製スープ
変わった形の器に盛られていたので、少し食べにくかったのですが、お味はとても気に入りました。
次にメインの肉料理であるポークステーキ マスタードソース添えです。
柔らかいポークステーキとまったりとしたマスタードソースがとてもマッチして美味しい料理でした。また、前菜同様にしっかりと野菜が付け合わせとして提供されており、非常に気に入った一品でした。自宅で作るマスタードソースとは雲泥の差でした。
最後にコーヒー
一杯ずつ抽出されたコーヒーが最後に提供され、いい口直しとなりました。
いずれのお料理も美味しく、また、食事の進み具合を確認しながら次に料理が提供されているので気持ちよく食事ができました。
ごちそうさまでした。