2019.10京都 丹後半島旅行記その2【和久傳ノ森・ミルク工房そら編】
【和久傳ノ森 旅行記】
出石で皿そばを9皿食べてお腹も膨らんだところで、安藤忠雄設計の美術館と併設されたレストランが、今日泊まる予定の夕日ヶ浦温泉には若干遠回りになるけれど、急遽行ってみようと思いました。
調べてみると、出石の町から北へ車で40分程度の場所にありました。
遠くから見ると森にしか見えないのですが、元は工業団地で2007年から56種類の樹々3万本を植え育てた場所だそうです。
そこに美術館「森の中の家 安野光雅館」と「工房レストラン wakuden MORI(モーリ)」、道を隔てて「和久傳の工房」がありました。
和久傳ノ森の入り口です。
そこに一歩入ると、右手に美術館、正面にレストランが広大な芝生の広場の中にありました。
美術館「森の中の家 安野光雅館」
安藤忠雄設計の美術館と聞いていたので、どんな建築かなと楽しみに訪問してみると、
折れ曲がるコンクリート打ちっ放しの回廊と杉板の建物から構成され、この風景に溶け込んでいるように思います。
美術館への動線にはこうした美しい打ちっ放しの回廊がしつらえられています。
回廊を渡りきったところで目の前に、美術館の入り口が見えます。
周りの景色と、その中に建てられた建物を見るだけでもここを訪れて良かったと思いました。
しっかり美術館を楽しんだ後、休憩のため、「工房レストラン wakuden MORI(モーリ)」に行ってみました。
「工房レストラン wakuden MORI(モーリ)」
正面から見ると、三角屋根の可愛い建物です。
店内には、暖炉を囲む席があったり、
外の景色を楽しめる椅子があったり、テラス席も用意されています。
今日は、天気もよく風も心地良かったのでテラス席でお茶を楽しみました。
和久傳の代表的なお菓子「れんこん菓子 西湖」を頼んでみました。
れんこんデンプンと和三盆糖と和三盆糖蜜で練り上げられ、2枚の笹の葉で包まれたお菓子です。
上品な甘さのお菓子です。わらび餅を想像したら食感が近いと思います。
この時は、このままいただきましたが、お店の方からこれに、きな粉をまぶして食べても美味しいですよと言われました。
もう一品は、桑の実のシフォンケーキと桑の実アイスです。爽やかな味でした。ケーキとアイスクリームの両方が楽しめてお得です。
それにコーヒー、紅茶を頼んでみました。
コーヒーには、お菓子が付いてきました。
黒豆菓子 艶ほくろ 小さな黒豆にお砂糖?甘いお菓子でした。
テラス席からは、真正面にこの森で一番早く紅葉する木が見えていました。
お菓子とお茶ですっかり落ち着いてしまいましたが、せっかくここまで来たので、和久傳の森を時間の許す限り、散策してみました。
美術館のエリアの反対側にもつづく散歩道がありましたので、その道に沿って歩いて行くと、果樹園があったり、米倉があったり
倉庫があったりしました。
お天気も良く、ゆっくり出来ました。
「和久傳の工房」
その後、せっかくここまで来たので、道を隔てた工房へも寄ってみました。
工房では、ガラス越しに生産工程が見学できるようになっています。
ちょうど出来上がった、西湖を2枚の笹の葉で包んでいる現場も見学することができました。あっという間に同じ形に包みあげていました。まさに職人技です。
また、ここではできたてのきな粉をまぶした西湖を試食することができました。
隣でいただいた、西湖とは全然違った味になり、とても美味しくいいただけました。
お天気にも恵まれ、とても気持ちの良い場所でした。
その後、旅館へ行く前に、さらにもう一箇所寄り道して行きました。
【ミルク工房そら 旅行記】
和久傳ノ森からそんなに離れていないので、ジャージー牛乳を使ったソフトクリームを食べるために、ミルク工房そらへ行ってみました。
ナビの通り進んでいくと、お店の注意書き通り、ミルク工房そらの裏に誘導されてしまいました。
同時に3台の車が間違えていましたので、道に看板を出すなりわかりやすくなるように工夫してもらいたいものです。
道は間違えましたが、なんとか着きましたので、お楽しみのソフトクリームをいただきに行きました。
駐車場からお店までの道には、ラベンダーが満開でした。
お店には、3時ごろに着きましたが、結構な数の人がいます。みなさん、アイスクリームやソフトクリームを注文していました。
ここでは、ソフトクリームを注文しました。ミルクの味の濃いとても美味しいソフトクリームです。ここまで、わざわざ食べに来た甲斐がありました。
お店のすぐ横には牛舎があり、一部は見学することもできるようになっていました。
寄り道はこれぐらいにして、今夜の宿、夕日ヶ浦温泉の「夕景Resort響季」へ向かうことにします。