2019.10京都 丹後半島旅行記その5【伊根 舟屋編】
【伊根 舟屋編】
早めに宿を出たのは、伊根の舟屋を見学することや、天橋立の文殊堂へお参りに行くことが、今回の旅行の2日目の目標だったからです。
少し遠回りになりますが、日本海側の海辺の道を通って伊根の舟屋に行きました。昨日の比べて、お天気が良くなく、曇り空から時々雨が降ってくるあいにくのお天気でした。
途中、琴引浜や、丹後松島の景色を見ながらゆっくり日本海側の道で伊根まで行くと、約2時間掛かりました。
伊根には昨年も来たことがありますが、今年初めて遊覧船に乗りました。
遊覧船乗り場は、伊根の街から離れた場所にあり、青いクジラが目印になります。
あいにく、第1駐車場は満車で、少し離れた第2駐車場まで移動して、車を止めた後、数分歩いて遊覧船乗り場まで戻りました。
今日乗る遊覧船はKAMOME6でした。
遊覧船に乗ると、そこには
おびただしい数のカモメとウミネコが、かっぱえびせんを観光客からもらうため遊覧船の周りを飛び回っていました。
下船後に気づいたのですが、乗船場では、エサ用として小さなかっぱえびせんが一個百円で売っていました。みんな買っていたようです。
遊覧船の動く速さに合わせて鳥たちが飛んでいるので、まるで止まっているのか思うような鳥もいました。手を伸ばしたら捕まえられるのではと思うような感じでした。
しかし、あまりの鳥の数に少し引いてしまいました。景色を見ているのか鳥を見ているのかわからない状態です。
今回、遊覧船に乗ったのは、海から伊根の舟屋を見学するためです。道路を歩いても舟屋の様子は、さっぱりわかりません。
海に面して舟が出入りできる様子が遊覧船からだと良くわかりました。
湾内は、目の前に島があるおかげで波も静かで養殖用のイカダなど多数ありました。
約25分程度の遊覧でした。
あとで気づいたのですが、小型の舟を使った遊覧(少人数)もできるようで、その場合はもっと舟屋に近づいていました。
もう少し調べて行けばよかったと反省しています。値段もそんなに高くないようです。
その後、伊根の街を散策しようと、街の中心まで戻りました。
伊根町の観光案内所横にコインパーキングがあり、伊根の街歩きの起点になると思います。
観光案内所の2階は舟屋食堂になっており、食事もできるのですが、今回は朝しっかり食べてきたので、イネカフェに行こうと思いました。
イネカフェは、観光案内所から少し離れた舟屋があるエリアの一部が開発された場所のようです。お店に一番近い駐車場は大きいのですが、それまでの道は狭いので、車でそこまで行くよりも、観光案内所近くの駐車場に車を止めることができたら、歩いて行くことをお勧めします。
イネカフェは、まさに海辺に建っています。目の前は伊根の海が一望できるロケーションでした。
店内は、木質系の落ち着いたお店です。1階で注文し、2階で食事することができるようになっています。(現在、ランチや軽食はありませんでした。)
1階の様子です。ここで注文したり、ちょっとしたおみやげが置いていあります。
そういえば、ここでも「ミルク工房そら」のアイスクリームを売っていました。
一階の一角には、伊根の海を一望できるスペースが設けられています。(ただし、ここでは飲食することはできません。)
主に2階にイートインスペースがあります。
落ち着いた雰囲気の場所で、昨年もここに来てとても気に入ったので再訪してみました。
今回は、コーヒーとモンブランのセットにしました。
目の前の伊根の海を見ながらいただきましが、時折、雲の切れ間から太陽が顔を出すと海がキラキラと光り輝いてとても綺麗でした。
このエリアには、その他の施設として、食事ができる海宮というお店と、一番奥には、祭礼の船が収められた施設があります。
ここには、二艘の舟が置かれていました。
そのまま海に舟が出せるような構造です。
伊根でゆっくりした後、最後の目的地である天橋立の文殊堂へ移動しました。