Si-field Diary

旅好き、美味しいもの好きが旅行記として書いていきます

2020.10出石 丹後半島 旅行記その2【玄武洞編】

出石 丹後半島 旅行記その2【玄武洞編】

出石で皿そばとおはぎを食べてお腹がいっぱいになりました。まだ、旅館へ直接行くには時間が早すぎるので、一度いってみたかった玄武洞まで足を伸ばして行ってみました。

玄武洞では、火山活動により、流れ出した溶岩が、冷えて固まるときに作り出された規則正しい割れ目(柱状節理)を間近にみることができます。およそ160万年前の出来事だそうです。

ちなみに、岩石の日本名を決めるときに玄武洞から玄武岩と名付けられたそうです。

 

 【玄武洞編】

出石から車で30分ぐらいで着きました。

玄武洞周辺は公園として整備されていて、すぐ近くには、玄武洞ミュージアムが建設されていました。今回は時間がなかったので中には入りませんでしたが、この周辺に車を停める場所があり、無料で停めることができました。

雨の中、結構な車が止まっていました。

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玄武洞は、この道から少し上がった場所にあります。こんな階段が続いていました。一部にはかなり急な場所もありました。

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知らなかったのですが、この周辺は江戸時代から採石場として開発されたものだそうです。

もちろん今は、天然記念物に指定され、石の持ち帰りもできません。

さらに、玄武洞一つかと思っていたのですが、実はいくつかの〇〇洞と名付けられたものがその周辺にありました。

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玄武洞】 

階段を進んでいくと広い場所に出て、その正面にあり、一番最初に目に飛び込んでくるのが、玄武洞です。写真でしかみたことがなかったので本物は思ったより大きなものでした。

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さらに近づくことができます。近づくとより迫力が増します。写真では一部しか切り取れないのでもどかしいです。

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玄武洞の由来が看板に書かれていました。

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【青龍洞】

玄武洞を見学した後、すぐ近くの青龍洞を見に行きました。青龍洞は、玄武洞に次ぐ大きさでした。自然の造形の不思議さを思います。

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近づいて左側部分を拡大するとこんなに綺麗にみることができました。岩の周辺は池になっていてこれ以上近づくことはできません。もっとも落石の危険があるので近づかない方が安全です。

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【白虎洞】

次に見学したのは白虎洞です。規模は、玄武洞、青龍洞に比べてかなり小さいものですが、白虎洞は綺麗な横向きの柱状節理が本当に間近に見られます。

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【南朱雀洞】

白虎洞をさらに先に進むとすぐに、南朱雀洞がありました。これは、周りに草木がかぶってきてやや見にくくなっていました。ここもある程度までは近づくことができますが、落石の危険があるのですぐ近くまで近づくことはできません。

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【北朱雀洞】

南朱雀洞のすぐ横に北朱雀洞がありました。規模は小さくなってしまいますが、柱状節理はとても綺麗です。

 

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南朱雀洞付近が溶岩の先端付近だと解説の看板がありました。

確かに周辺の岩石を見ると蟹の穴の様な穴が空いている岩が見てとれました。

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北朱雀洞から公園への帰り道はかなり急な階段です。雨が降っていると、とても滑りやすので注意する必要があります。なぜなら、思いっきり滑ってこけてしまいましたから。

おかげで、滑ってこけた際に、レンズフィルターが凹んでしまいました。もう少し強くこけていたらカメラごとお釈迦になっていたかもしれません。

くれぐれも雨の日はご注意ください。経験者より

 

出石から車だと30分ぐらいで着きますので、ぜひ足を伸ばされたらいかがでしょうか?

城崎温泉の手前ですし、夕日が浦温泉までもそんなに遠くありませんでした。

 

自然の造形にとても感動してしまいました。

 

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