2021.3湯の花温泉 旅行記その1【亀岡 トロッコ列車編】
湯の花温泉 旅行記その1【亀岡 トロッコ列車編】
一度行ってみたかった湯の花温泉、大阪市内からならすぐに着いてしまうので、温泉に泊まるだけではもったいなく、観光時期は少し早いのですが、せっかくなら一度は乗ってみたかったトロッコ列車に乗ってみました。新緑の季節や、秋の紅葉の季節は満席で予約するだけでも大変なのですが、3月初めの土曜日は、混んでいるとは思えません。なので、朝窓口で切符を買う予定で行ってみました。
トロッコ亀岡駅に隣接した駐車場は1日700円なので、隣の馬堀駅のコインパーキングに車を停めました。帰りは運賃も考えて嵯峨嵐山駅から山陰線に乗るつもりでいましたし、駐車料金や帰りの利便性も考えました。
馬堀駅近くの駐車場は、1日停めても400円でした。これも季節がよければ満車になってしまうのでしょうが、今日はゆとりがありました。
馬堀駅からトロッコ亀岡駅までは歩いて5分もかからない場所にあります。歩いている途中の公園には、たくさんの土筆(つくし)が顔を出していました。
そんな、土筆を見ながら歩いているとすぐに、トロッコ亀岡駅があります。
まだ、早い時間でしたので駅が開いていませんでした。
駅の近くには、周辺の案内図がありました。
駅舎が開くまで、しばらく周辺を散策してみました。線路沿いには、早咲きの桜が咲き始めていました。後1週間もしたら満開になるのでしょうか。
周辺の桜などを見ながら、ぶらぶらしていると駅員さんが駅舎に入ったようで、いつの間にか駅の入り口が開いていました。
季節外れのため、特に事前に予約せずに当日切符を買うことにしていました。早々に駅舎に入ったのですが、まだ窓口が閉まっていました。9時10分ごろに窓口が開きました。
朝早くは少し雨も降っていましたが、やっと雨も上がってきましたし、今日はそこまで寒くなかったので、一番人気の5号車にしました。(壁がなく、外が一番よく見える人気の車両です。)料金はどの車両でも同じです。
販売窓口に置かれている狸さんも手作りマスクをしていました。
窓口にもありましたが、線路脇にはよりたくさんの狸の置物が置かれていました。
その理由が狸の置物の横にありました。
切符を買って狸の置物を見ながら、しばらく待っていると、嵯峨野からの1番列車が入線してきました。
今日、乗る5号車は、壁もなく、天井もガラス製の車両です。一番景色がよく見える車両です。そのため、雨も入りますし、風も入るので日によっては大変かもしれません。今日は、雨もあがり、それほど寒くもなかったので快適でした。
亀岡からは、進行方向に向かって左側の座席に座ると、途中まで渓谷がよく見えます。途中から右側に渓谷がよく見えるようになります。今日は、混んでいないので、途中席を移動をしながら両方の景色を楽しみました。
最初は、車窓の左側に保津川の渓谷が見えてきます。初めて訪れたので、水量が多いのか少ないのかわかりませんが、この渓流を保津川下りの船が下っていきます。紅葉の時期に一度は乗ってみたいと思います。
途中、保津川駅があります。誰も乗り降りはしませんでした。
新緑の季節や紅葉の季節には、トロッコ列車がいっぱいになるのがわかるような気がします。
気持ちいい列車です。
途中、車内でお土産用に写真撮影がありました。最初は買うつもりはなかったのですが、なんとなく買ってしまいました。(1,200円でした。)
嵐山でお昼を食べるつもりでしたので、終点のトロッコ嵯峨駅まで乗ってきました。有名な竹林の散策をするのであれば、一駅前のトロッコ嵐山の方が行きやすいようです。都合20分ぐらいの列車の旅でした。
トロッコ嵯峨駅は、トロッコ亀岡駅に比べるとずいぶん大きな駅舎でした。
旅行記その2につづく