2022.10 金沢 山代温泉旅行記その7【山代温泉 あらや滔々庵 夕食編】
2022.10 金沢 山代温泉旅行記その7【山代温泉 あらや滔々庵 夕食編】
街歩きから帰ってきたので、夕食前にお風呂に入りました。
男湯、女湯、それに烏湯の3つの大浴場がありました。特に烏湯は洗い場もなく、照明も落としてあり、とても落ち着いたお風呂でした。(時間により男女交代制でした)印象深いお風呂でした。
お風呂上がりに、ロビーで
一口いただきました。お風呂上がりに最高ですね。
さて、旅館に泊まる一番のお楽しみの夕食の時間になりました。
今回は個室の食事処での夕食です。
かなりゆったりとした個室になっていました。4人でも十分な広さがあるように思います。
今日のお品書きがお盆の上に置いてありました。期待が膨らみます。
まずは、食前酒。菊の花びらが散らされた日本酒でした。
香の良いお酒でした。
先付けです。胡麻豆腐、ホタテやいちじくに胡麻のソースがかけられており、胡麻ソースが濃厚で、いちじくとの相性もよく、美味しくいただけました。
次に椀物です。
鱧に松茸のお吸い物です。香がよく、またお出汁がとてもおいしい。ホッとするお味でした。
器も綺麗なお椀でした。
次にお造り。赤イカや、甘エビ、かんぱち、くえ、バイ貝などのお刺身でした。塩でいただいたり、醤油でいただきました。
塩でいただくと魚の甘みがよくわかりました。
甘エビは魯山人が好んで食べたという、西京漬として出されていました。しっかりとして味がついており、はじめていだだきましたが、美味しい甘エビでした。
八寸です。2人分を盛り付けていました。
彩もよく、さらに2人分を1つお盆に盛り付けているののでとても豪華に見えました。
次に強肴として、甘鯛や、銀杏などが出てきました。甘鯛は脂も乗って美味しいお料理でした。
炊き合わせです。鴨のコンフィです。赤味噌がかかっていました。鴨と味噌の取り合わせは初めていただきましたが、しっかりとした味噌の味と鴨が味がマッチして美味しい一品でした。
最後にキノコ雑炊です。お腹いっぱいになっているのですが、雑炊だとさらっといただけました。
どの料理もお出汁がしっかりしていて、美味しいお料理です。
水菓子です。レモン風味ゼリーがかけられた梨やブドウなどの果物と、栗の渋皮入りアイスクリームでした。ゼリーには柘榴が数粒かけられていました。
栗の渋皮のアイスが特に美味しかった。
器も九谷焼が用いられており、とっても美味しいお料理ばかりでした。
ごちそうさまでした。
その8へつづく