2021.4由布院温泉 旅行記その4【亀の井別荘 夕食編】
由布院温泉 旅行記その4【亀の井別荘 夕食編】
大浴場へ行ったり、お部屋のお風呂に入ったり、談話室でコーヒーをいただいたり、夕食までの時間をゆったりと過ごしました。
お楽しみの夕食です。
ここでは、お部屋食でした。時間が来たら仲居さんが食事の準備のため来てくれました。
2階でゆっくりしていたら、準備ができたとお声がけがあり、1階の和室に降りました。
テーブルの上にクロスが敷かれており、セットされていました。
まずは、前菜から、季節の天ぷらとして稚鮎とコシアブラが出てきました。もう一品は、松風、トラフグを焼いたもの、空豆の白和えなどが出されました。
素材の味を大切にした、優しい味付けでした。コシアブラの天ぷらは山菜の中で一番好きな素材でした。
次に出てきたのは、お刺身です。アオリイカと豊後水道で獲れた鯛でした。アオリイカもしっかりとした甘味がありましたし、鯛も美味しいお味でした。
次に腕物が出てきました。
帆立のしんじょに小松菜、キクラゲが入っていました。しっかりとたお出汁に帆立のしんじょが美味しい腕物でした。
キクラゲのコリコリとした食感がアクセントになっていました。
次に、大分和牛にクレソンと玉ねぎのソースと焚き合わせが同時に出てきました。
和牛のステーキはやわからなお肉で、玉ねぎのソースを絡めていただきました。もっと食べたかった。
焚き合わせは、竹の子と山蕗でした。餡掛けとなっています。
まったりとしたお味で美味しいお料理でした。
次に焼き物が出てきました。
赤むつの焼き物、こごみとグリーンアスパラの胡麻和えに、柚子ねりが添えられていました。
柚子ねりは、初めていただきましたが、ゆずの香りが口いっぱいに広がりなかなか良かった。
赤むつも脂が乗っており美味しいお魚でした。
ここで仲居さんから、もう少し食べられるか聞かれ、折角なのでご飯の前にお蕎麦をいただきました。
お蕎麦には、かき揚げが付いていました。のどごしの良いお蕎麦でした。
ご飯に、お味噌汁、香の物、山椒ちりめんです。お蕎麦を食べたのでお腹がかなり一杯になっていたのですが、お味噌汁が美味しくて、ご飯もいただいてしまいました。
最後にデザートとしてかぼすゼリーが出されました。さっぱりとした口当たりのゼリーでお腹いっぱいでもすーっと入っていきます。
水出しコーヒーもついてきます。
夕日が浦温泉などの京都の旅館と違い、盛り付けなどはシンプルで素朴な感じのお料理です。
量的にも、ボリュームたっぷりというわけではありませんが、いつのまにかお腹一杯になりました。
ごちそうさまでした。
夜は、バーになる山猫に行きたかったのですが、お腹一杯になってしまったので残念ながら行けませんでした。
とても心残りです。
その5へ続く