Si-field Diary

旅好き、美味しいもの好きが旅行記として書いていきます

2019.12伊賀上野日帰り旅行記 その1【伊賀焼編】

伊賀上野日帰り旅行記 その1【伊賀焼編】

長い間使っていた、家の土鍋が割れてしまったため、新しい土鍋を買おうといろいろ探していました。

そこで今回、折角買うのであれば、伊賀焼の里を訪問して、そこで気に入った一品を買おうと思い立って日帰りで行ってきました。

 

大阪から、阪和自動車道(松原JCT)から名阪国道を経由して行きました。朝早く出たこともあり渋滞にも会わずにスムーズに行けました。

 

伊賀焼の里は、伊賀上野の町から少し離れた丸柱(まるはしら)地区にありました。

現地には、窯元のマップもありました。

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先ずは、いろいろな窯元の作品が一度に見ることができる場所として、伊賀焼伝統産業会館へ行って見ることにしました。

伊賀焼伝統産業会館の前の駐車場の片隅にも小型の登り窯がありました。

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12月の初旬でしたが、とても寒く霜が降りていました。もちろん水溜りの水は凍っていました。大阪市内とは全然気温が違いました。

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伊賀焼伝統産業会館には、伊賀焼振興協同組合に加入している窯元の主要な作品が展示されており、その場で気に入った焼物を買うこともできます。

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展示室の前には、大きな土鍋がありました。

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展示室の中には窯元の作品が展示されて、手にとって確かめることができました。

いくつかの窯元が土鍋を展示していました。

長谷園も当然、土鍋を展示していました。

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いろいろな窯元の作品を一通り見た後、折角ここまできたので有名な窯元の長谷園へ行って見ることにしました。

 

産業会館からは車ですぐの場所に長谷園はありました。

かなり広い場所にいくつかの展示場などがあり、駐車場もいくつかありました。

休日には大型のバスなども来ているようでした。

 

駐車場に車を止めて、歩き始めるとすぐに大型の登り窯がありました。

近づいて見学することができます。

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登り窯の中はこんな風になっていました。

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登り窯の上まで上がって見ると小さな公園のようなスペースがあり、いろいろな焼物のオブジェが有りました。

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その後、寒かったので大正館(休憩室)で少し休憩することとしました。

雰囲気のある建物が休憩室として利用できるようになっていました。

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建物の中には、コーヒーの自動販売機があり、その横に伊賀焼カップが置いてあり気に入ったカップをセットしてコーヒーを淹れることができます。(一杯350円でした)

そのカップは、飲み終えた後持ち帰りができ、さらに持ち帰り用の新聞紙や袋まで置いていました。

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早速お気に入りのカップを探して、あったかいコーヒーを買ってみました。

飲み終わったカップはしっかり持ち帰りました。

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大正館の中は、休憩できるように椅子と机がいくつもセットされており、暖房も効いていました。また、壁際には土鍋がいくつもセットされており、自由に見ることができました。雰囲気のとってもいい場所で、ゆっくりしてしまいました。

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ゆっくり休憩した後、長谷園の他の展示スペースを見学に行きました。

この建物は第三展示場です。建物内部は撮影禁止になっていたのですが、一階は製品の展示場になっており土鍋類がたくさん展示されていました。また、2階は資料室となっていました。

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この建物は、第一展示室となっており、同じように製品が販売されていて、一部はアウトレット商品もありました。

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第一展示室の横には母屋がありました。イベントがあれば中に入れそうですが、イベント時以外は中を見ることはできませんでした。

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真剣にいくつかの土鍋を探して見ましたが、これといって気に入ったものがなかったので、もう一つ行きたいお店があったのでそちらに移動しました。

 

 

そのお店が、ギャラリー ヤマホンさんです。

お店の前には駐車場がありましたが、4台停められる程度でした。

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左手の建物がギャラリーで、右手の建物がカフェノカです。

今回は、カフェにはお昼前だったので入らず、ギャラリーのみの訪問となりました。

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ギャラリーの中にはいくつもの焼物が綺麗にディスプレイされていました。

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お目当の土鍋も多数ありました。

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その中で気に入った土鍋があり、説明を聞いて見るとその窯元は土楽さんでした。

ただし、このギャラリーには欲しいサイズの在庫が無かったので、買うことができませんでした。日曜日に訪問したため窯元さんもお休みでしたので問い合わせることもできませんでした。(平日であったらきっと窯元さんへお邪魔していたと思います。)

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ただし、欲しいサイズが確か、産業会館にあったことを思い出し、急いで来た道を戻り、そちらで買うことができました。

産業会館で聞くところによると、冬場は特に人気があってなかなか商品が入ってこないとのこでした。

今回購入したのは、八寸(二から三人前)のサイズにしました。

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全体に釉薬がかけられているので、洗うのも楽です。

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今回、土鍋を買うために伊賀焼の里を訪問したのですが、落ち着いた場所いろいろな土鍋を見ることができ、とても気に入った一品を買うことができました。現地まで足を伸ばして良かったと思いました。

 

信楽エリアは朝ドラの影響ですごい人出のようですが、伊賀焼の里はとても静かでした。すぐ隣のエリアなのですが。

 

伊賀上野日帰り旅行記2に続く

 

 

 

2019.11京都日帰り旅行記 その3【お土産 東山 清水寺方面編】

京都日帰り旅行記 その3【お土産 東山 清水寺方面編】

 

まだ時間も早かったので、お土産を買いに行こうと思い、冬の名物千枚漬けを買いに、お気に入りのお店に行きました。

 

【 とり市老舗】

そのお店は、とり市老舗です。場所は寺町通りの商店街の中にあります。

春には筍、秋は松茸などを販売しているお店です。

この時期から千枚漬けや、もう少し寒くなってからすぐきが販売されます。

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今日はこの季節しか美味しく食べられない、大好きな千枚漬を買いに来ました。

千枚漬と壬生菜がセットになっているものが一日いくつか販売されています。少し遅い時間に行ってもない事が多いので、いつも買える訳ではないのですが、今日はありました。(もちろん量の少ない普通の千枚漬けはたくさんあります)

最後の一個になっていました。まだ、2時にもなっていないのですが。

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千枚漬けの量も多いし、壬生菜のお漬物もセットになってお得と思っていつも買っています。(昆布の量もずーと多いですし)

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千枚漬けと言ってもどんなものかご存知ない方も居るかもしれません。参考までに下の写真にあるような、大きな聖護院かぶらを甘酢に漬けたお漬物です。冬限定で発売されています。

お店によってお味が異なります。いろいろ食べ比べて一番気に入ったお店です。(同じお店でも、聖護院かぶらの出来不出来でしょうか、年によっては??の時もありましたが、今年の千枚漬は美味しかった。)

(この下の写真は西利さんの店頭のあったものを撮影したものです。)

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祇園 原了郭】

七味がそろそろなくなってきているので、七味を買うために、四条にある原了郭のお店に行って黒七味を買ってみました。

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木製の入れ物に入った七味は高かったので、これにしました。

お店で味見させてもらったのですが、本当に黒い七味でした。

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折角、四条(祇園)まで足を伸ばしたので、花見小路を通って東山、清水寺の方へ散策することにしました。

花見小路も人が多く、また、車も通るので歩くのが大変です。

その後も、ぶらぶらと東山の八坂の塔を正面に見ながら歩いて行きました。さらに、人通りも多くなってきました。

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八坂の塔に綺麗に紅葉したもみじが映えます。

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二寧坂にある甘党のお店、かさぎ屋さん。今日は混んでいて入れなかったのですが、行けば、おぜんざいをいただいていました。

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かさぎ屋さんは今回は見ただけですが、その後も三寧坂から清水寺へ歩いて行きましたが、すごい人の数でした。歩くのも大変なぐらいの混みようです。

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紅葉も見頃でした。

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紅葉はとても綺麗でしたが、清水寺は本当にすごい人出でした。午後から行くものではないなと改めて思いました。

 

その後、茶わん坂を通って帰路につきました。茶わん坂はそんなに混んでいなかったのでゆっくり歩いて帰れました。右手が茶わん坂でそんな混んでいません。

三寧坂は人の波なのに。

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京都の紅葉を楽しんだ1日でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 



 

2019.11京都日帰り旅行記 その2【曼殊院門跡 鷺森神社編】

京都日帰り旅行記 その2【曼殊院門跡 鷺森神社 ランチ編】

曼殊院門跡】

圓光寺から出たのち、歩いて15分ぐらいかかる、少し離れた曼殊院門跡へ行ってみました。 門の前の紅葉は真っ赤に染め上げられていました。

今日一番目立ったかもしれません。 

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大書院から見たお庭はまだ少し早い印象を受けましたが、綺麗に紅葉してる木もありました。

観光客も詩仙堂から離れているからでしょうか、少し少ない印象でした。

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外の道に植えられたもみじが盛りでした。

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このあと、鷺森神社へ行ってみました。

 

【鷺森神社】

曼殊院門跡から歩いて10分もかからない場所に鷺森神社があります。

この辺りまで来ると、ほとんど観光客がいません。

静かな場所です。

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鷺森神社の参道は、もみじや桜の木が多数植えられており、いずれも綺麗に紅葉していました。

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かなり長い参道です。

人通りはほとんどありませんでした。

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このあと、叡山電鉄・修学院の駅まで歩いて出町柳に。

京阪電車出町柳から三条の駅まで戻り、お昼にしました。

 

本日のお昼は、・・・

流石に有名なお店はいくつか当たってみたものの、いっぱいなので、

今日は

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です。でも窓からは鴨川も見られなかなかです。

 

いただいたお料理は、

餃子二人前

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回鍋肉f:id:si-field:20191126225717j:plain

 

酢豚

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さらに、白いご飯もいただきました。

 

ごちそうさまでした。

 

食事が済んでも、まだ1時台でしたので、お土産を買いに行くことにしました。

 

その3へ続く

   

2019.11京都日帰り旅行記 その1【詩仙堂 圓光寺編】

京都日帰り旅行記 その1【詩仙堂圓光寺編】

紅葉の時期に京都日帰り旅行を計画しました。今回もできるだけ混雑を避けることを考えて、再度、詩仙堂周辺を散策して来ました。

けれども、青もみじの時期とは大違い、想像していた以上に混雑していました。それでも清水寺周辺の人通りに比べたら大したことはないのでしょうが。

 

詩仙堂

春に比べて詩仙堂を訪れる人通りが全く違います。

混雑するのを少しでも避けるため朝一に訪問したのですが、タクシーに乗って来る方も多いので道を歩くのも車に気を使わなければならないので大変でした。

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建物のお座敷からは、正面に真っ赤になったもみじが見えましたが、残念なことに、数日遅かったかもしれません。

 

春の青いもみじとは全く違った印象のお庭です。確かに、秋の方が華があると思いました。

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ほぼ同じ場所から見た春のお庭に景色です。春も綺麗だと思ったのですが、全く印象が違いました。

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さらに、春に比べたら比較にならないほどの人がお座敷にいました。

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お庭に廻って歩いていると春にもお会いしたお地蔵様がいらっしゃいました。 

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お茶室の周りも朱に染まっていました。

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圓光寺

詩仙堂を訪問したのち、歩いてすぐ近くにある圓光寺に行ってみることにしました。

こちらも綺麗に色づいていました。

 

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山門を抜けるとすぐに奔龍庭がありました。

 

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その脇にも綺麗に紅葉したもみじの木がありました。

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お庭は、赤や黄色の木々が赤の毛氈の先にありとても綺麗でした。

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盃型の手水鉢を用いた水琴窟が庭にありました。お水をその鉢からこぼすとかすかな音が聞こえて来ます。周りがうるさいと聞き取れないぐらい小さな音ですが、澄んだ綺麗な音がかすかに聞こえて来ます。

ぜひ訪問したら、試してみてください。心が洗われると思います。

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お庭の裏手から高台に登ると、圓光寺の建物がもみじに囲まれているのがよくわかります。また右手には京都の街並みも見て取れます。

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まだ、時間も早かったので、圓光寺を出て、曼殊院へ向かうことにしました。

その途中の西圓寺の紅葉もとても綺麗でした。

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その2に続きます。

 

2019.11大阪 IKEA【イケア モミの木 クリスマスツリー編】

IKEA【クリスマスツリー編】

今年も まもなく12月

毎年恒例のIKEAの生木のクリスマスツリーの発売日がやって来ました。

毎年、11月20日過ぎにIKEAの店頭に大量の生のモミの木が運び込まれて販売されています。

今年は、11月21日(木)が発売日でしたので、今年も行って来ました。初日に行かないと気に入った枝振りのモミの木が手に入らないこともあるので、仕事を定時に切り上げて急いでIKEA鶴浜店へ。

ありました!

今年も頑張っていい枝振りの木を探すため頑張ります。

 

まず店舗についたら、レジでクリスマスツリーの「ツリー購入証明書」を購入します。

今年も2,999円(税込)でした。年明けにモミの木を回収してもらうために、店舗にこの証明書を持って行けば1,500円のクーポンになります。実質1,499円でクリスマスに生のモミの木のクリスマスツリーを楽しめます。(昨年は1,000円のクーポンだったので今年はお得)

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ツリー購入証明書を買ったらすぐに、モミの木売り場にゴー。普段は自転車置き場なのでしょうか、店舗の横手にある場所に無造作にツリーが置かれています。去年は風も冷たく強く吹いていたのですが、今年は随分暖かい日でした。

でも、今年は去年に比べてモミの木が少なく感じます。朝早くからかなり売れたのか、そもそも販売する本数が少ないのか不明ですが?

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家から持って来た軍手をはめて、一本、一本丁寧に生のモミの木を広げて見て大きさ、枝振りを見ていきます。

モミの木の葉っぱは意外に尖っていて手に刺さることがあるので軍手は必須なのですが、それでも何度も悲鳴をあげてしまいます。

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高さも枝振りも同じものは当然有りません。なので時間をかけて丁寧に見ていくしか有りません。

何本か候補を決めて並べて最終の確認をしています。

木から少し離れて枝振りを確認する必要があるので少なくとも二人で行く必要があります。

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これはという一本に決めたら、ツリー購入証明書を見せて荷造り場所へ移動します。

パレットが何段にも重ねられたツリーを包む場所をいくつも作ってくれています。

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梱包用の新聞紙を広げて、その上にモミの木を置きます。木からヤニが出て来たりして周りを汚してしまうことのないように丁寧に包んでいきます。

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 まずは広がらないように、紐で縛ります。できるだか丁寧に縛っておかないと綺麗に新聞で巻けません。

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梱包完成です。まるでミイラ??

長さもあるので車がないと持って帰るのは大変かもしれません。

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木だけでは安定して立てることができません。なので専用の台が販売されています。一度買えば何年も使うことができます。(2,000円)

何年も使い込んでいるのでかなり汚れています。

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これに買って来たモミの木をセットすると安定します。水を張ると準備完了。

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オーナメントを取り付けるとこんな風になりました。

モミの木から香りが辺り一面に広がっています。クリスマスまでの間、しばらくは楽しめます。

けれども、どうしても根のない枝だけの木なので、クリスマス頃にはある程度は葉が落ちてしまうことがあります。なので触らないようにしないといけません。

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今年もモミの木のクリスマスツリーを作ることができました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

2019.11大阪 関西文化の日 【美術館訪問編】

関西文化の日【美術館訪問編】

第17回関西文化の日には無料になっている美術館・博物館等がたくさんあったので、お天気も良かったので行ってきました。

 

そもそも「関西文化の日」って?

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関西一円の美術館・博物館・資料館等の文化施設の常設展が11月の主に第3週の土日(今年は11月16日(土)、17日(日))に無料で見学できる催しです。

このブログを書いていて知ったのですが、今年は9月にもあったそうです。

 

大阪だけでも結構な数の施設が無料になっていました。

そこで、せっかく無料で見学できるならと、駅から行きやすい施設を見て来ました。

 

はじめに訪問したのは、大阪中之島にある大阪市立東洋陶磁美術館です。 

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この美術館には、破綻した総合商社であった安宅産業が収集した陶磁器約1,000点(安宅コレクション)を散逸させることがないように、住友グループ21社が総額152億円を大阪市文化振興基金に寄付。市はその寄付金でコレクションを買い取り、寄付金の積み立てに伴う運用利息で、コレクションを収蔵・展示する美術館を中之島に建設したものです。

その後も寄贈されたり、購入したりして約4,000点ぐらいの陶磁器を収蔵しているそうです。

 

安宅コレクションには国宝2点、重要文化財13点が含まれるものです。

美術館はフラッシュを使わなければ撮影可だったので主な収蔵作品を撮って来ました。

 

まずは、国宝 油滴天目茶碗

水面に浮かぶ油の滴のように、金、銀、紺に輝く斑点が綺麗に浮かんで見えます。

実物の美しさは他に例がなく、吸い込まれそうな茶碗です。

この一点を見るだけでも行った甲斐があります。実物はとても小ぶりな茶碗です。

関白豊臣秀次が所持し、のちに西本願寺、京都三井家、若狭酒井家に伝来したとのことです。

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もう一点国宝が、飛青磁 花生

大阪の鴻池家伝来品とのことです。

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その他にも重要文化財

青磁 鳳凰耳花生や

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三彩貼花 宝相華文 壺など

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多数の重要文化財が収蔵されていました。

収蔵品をじっくり見ていると1時間から2時間はかかると思います。

 

美術館のある中之島には、情緒ある建物が残っていてます。いずれも寄贈された建物です。

この建物は大阪市中央公会堂です。この裏には中央図書館もあります。

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中之島はこれぐらいにして、北浜にある大阪証券取引所を横に見ながら

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是非行ってみたかった緒方洪庵適塾

適塾の前の道は幾度となく通ったのですが、中に入るのは生まれて初めてです。

無料だと行きやすいです。

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中は、中庭があったり、台所があったりしました。

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2階には塾生たちの大部屋があったり、

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辞書が置かれていた部屋があったりしました。

辞書はこの部屋でしか見ることができなりことになっていたそうで灯りが消えることがなかったそうです。

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建物の全体の見取り図もありました。

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毎日毎日、塾生は猛勉強していたんだろうと想像しながら部屋の中を歩いて見ました。この塾から日本を変えた人材が輩出されたのですから凄いパワーが当時の人にはあったんだろうと思います。

 

関西文化の日、今年初めてこんな日があることを知って行って見ました。もっと告知すれば良いのにどうしてこんなに地味に告知しているのだろうと不思議に思いながら、今日一日楽しめました。

 

来年は少し遠出して計画的に回ってみようと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

2019.11かん袋 訪問【大阪・堺 スイーツ編】

かん袋 訪問【大阪・堺 スイーツ編】

大阪府堺市にあるくるみ餅の名店「かん袋」に行ってきました。かん袋の歴史は古く、なんと鎌倉時代末期の元徳元年(西暦1329年)創業と言われています。

 

かん袋は、天王寺駅前から浜寺公園駅まで通っているチン電(チンチン電車)の寺地町が電車で行くのならば一番近い駅になります。

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こんな一両編成の路面電車大阪市内をいまだに走っています。地域の生活の足としてはとても役立っていますし、個人的にもよく利用させていただいています。

この電車がなくなったら相当不便になる地域もあります。

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車で行く場合にも店の斜め前にお店の駐車場(90分無料)もありますからどちらも便利です。

(ただし、時間帯によってはお店が混雑しますので、チン電で大阪市内から堺市内を観光しながら行くのがオススメです。いっぱい見るべき場所・食べるべきお店もありますから)

 

まずはお店の外観から、開店直後ですので、まだ空いていました。

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販売しているのは、くるみ餅のみで、店内での飲食か又は持ち帰りのみです。

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店内では、氷くるみ餅シングル、ダブル・くるみ餅シングル、ダブルの4種類から選択することになります。

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店内の受付で飲食もお土産も一緒に注文することになります。今日は、氷くるみ餅シングルとくるみ餅シングルとくるみ餅のお土産(2人前)を頼みました。

お土産はタッパーに入ったものと、壺入りなどいくつかのパターンから選べます。中身は一緒ですが。

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注文すると、木札が渡されます。お土産も飲食も一緒の木札です。

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店内は木の椅子と簡単な机がいくつか置かれているだけの簡素な作りです。お茶もセルフサービスです。

回転は早いので混んでいても結構すぐに食べることができます。(朝一なので店内も空いていました。)

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しばらくすると、きめの細いフワフワの氷がかけられたくるみ餅が出てきました。

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氷の下には、甘い餡が絡められた柔らかいお餅が入っています。 優しい甘さ(結構甘いと思いますが、甘さが軽く感じられます)と、香りが鼻に抜け食べると幸せな気分になること請け合いです。たまに食べたくなります。

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氷の入っていないくるみ餅は、陶器の器に入って出てきます。

ちなみにくるみは入っていません念のため。

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シングルだとそんなに量は入っていません。すぐに食べ終わってしまいます。

せっかく行かれたのなら、ぜひダブルをお勧めします。

 

お土産は、こんな風になっています。お餅の美味しさは、当日それも出来るだけ早く食べたほうが美味しいと思います。冷蔵庫に入れたりすると硬くなり本来の食味とは異なりますから。

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中身は、こんな風に入っています。これで2人前です。でも1人であっという間に食べてしまいます。

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久し振りのくるみ餅でした。

 

ごちそうさまでした。