2021.3湯の花温泉 旅行記その3【すみや亀峰菴 お部屋編】
湯の花温泉 旅行記その3【すみや亀峰菴 お部屋編】
一度行ってみたいと思っていた湯の花温泉、いくつかの温泉旅館がある中で、落ち着いた雰囲気の旅館を探していたら、すみや亀峰菴がありました。
湯の花温泉は、温泉街と言うよりも、いくつかの温泉旅館が点在している場所でした。お土産もの屋さんがあるようでもなく、行くまではそこまで調べていなかったので少し意外でした。
また、現地に行ってもう一つ面白いものが道沿いにありました。温泉の自動販売機です。
何台か車を停められる駐車場もありました。ホースを使って容器に温泉を入れるようです。
専用コインを旅館組合や湯の花温泉の各旅館で買って使うようです。100円で200Lの温泉が買えるようです。当日は、誰もいませんでしたが、綺麗に整備されているようでしたから結構利用されているのではないでしょうか?容器があれば買って帰ってお風呂に入れるのも良いかもしれません。
温泉スタンドを後にして、本日のお宿のすみや亀峰庵に着きました。
チェックインは15時からですが、14時過ぎに着いてしまったので、駐車場に車を停めて少し周りを歩いてみましたが、コンビニひとつありませんでした。
今回は、ひとつ残念なことがありました。本来の入り口とロビーが工事中です。春の桜のシーズン前にメンテナンスを実施しているようです。
事前に工事中であることがわかっていたこと、そのため、宿泊費が割引になっていたので納得なのですが、予約サイトによっては、工事中であることが書いていないサイトがあったので、予約の際はネットで色々調べる必要があることを今回は改めて思いました。
そうしていると、宿の方がこられて、14時30分ぐらいにお宿に案内していただけました。いつもの入り口は使えないので、別の入り口から入りました。
入り口を入ると、食堂を通り抜けて2階の徒然文庫と名付けられたライブラリーへ案内されました。
今回チェックインは、ライブラリーで行いました。
ライブラリーでは、席に案内されおしぼりとお茶に黒豆のお菓子が出されました。あっさりとした甘味の柔らかな黒豆のお菓子です。丹波篠山に近いので黒豆のお菓子が出てきたのでしょうか?
名前や住所を記入した後、お部屋に案内されました。
今回は、和室と部屋に露天風呂のあるタイプの部屋です。10畳ほどの和室とその奥に露天風呂がありました。
テーブルの上には、御茶菓子として、おかきが人数分用意されていました。
部屋には、モダンな床の間があり、花が一輪飾られていました。
押し入れには、浴衣や
丹前や、靴下、予備のタオル類が入っていました。
洗面には、歯ブラシなどが置かれています。
その横には、コップなどの食器類や冷水に入ったポット、湯沸かし器などと冷蔵庫がありました。
冷蔵庫の中には、お水や、黒豆茶、そしてビール類が入っていました。今回は、工事期間中だったので、冷蔵庫の飲み物は全て無料でした。少しお得な気分になりました。実際はお水しか飲みませんでしたが。
部屋の露天風呂の前には、椅子とタオル類が入れられた棚があります。1人につき2セット用意されていました。
また、外にも机と椅子がセットされていますが、狭い場所に置かれていますし、まだ、暖かい時期ではなかったので使うことはありませんでした。
部屋の露天風呂は、それほど大きなお風呂ではありませんでした。なおかつ、入浴する際に自分達でお湯を都度入れなければならないお風呂です。
お湯は、たっぷり出ましたのですぐにいっぱいになりました。
部屋のお風呂に入った後、せっかくなので大浴場にも行ってみました。大浴場は2階から渡り廊下を通っていく必要がありました。窓ガラスがあるわけではありませんので、風が通り抜けるため、真冬の時期はとても寒いと思いました。
この渡り廊下を渡り終えたさらに奥にある建物が大浴場でした。
男女入れ替え制ではないようです。お風呂自体もそれほど大きなお風呂ではありませんでした。
男性用には、内風呂と露天風呂が2箇所ありました。女性用は、内風呂と露天風呂が1つと壺湯(木をくり抜いたお風呂)が2つありました。お部屋に露天風呂もあるので利用される方も限られているからかもしれません。
近くには、満開の白梅がありました。大阪市内などに比べて、気温が低いのでしょうか。3月上旬に満開になっていましたので。
お風呂側から旅館を望むとこんな風に見えました。
右下はすぐに川になっていましたので水の音がかなり聞こえてきます。もう少し暖かい季節ならお風呂上がりにゆっくりするととても気分が良さそうな場所でした。
食事編に続く